まちはよみがえる―田舎の再生から日本は復活する!
本書は、73歳となったいまも毎週のように全国を訪ね歩き、多くの人々と対話を続ける「現代の水戸黄門」が綴る、まちおこしの戦略物語です。過疎で潰れるしかないような田舎が活気を取り戻していくさまなど、劇的復活を遂げた、あるいはまさに遂げようとしている14市町村が登場します。大合併で揺れる全国の市町村、さらに企業経営者まで必見です。
現在、大都市は人口が増え経済が活発になっていく一方、地方は過疎化が進み経済の停滞・衰退という2極化現象が起きている。地方を活性化し、過疎化を食い止め、さらには、人を呼び戻すには、単に企業を誘致するだけでなく、「まち」そのものを魅力あるものにする、つまり、「まちおこし」が必要だ。だが、はっきり言って「まちおこし」は非常に難しい。多くの自治体が大金を投じて、企画会社やコンサルタントに依頼したり、NPOを作って市民の知恵を結集するなど、様々な工夫を凝らしているが、成功例はいまだに少数派だ。そう簡単には成功しないのだ。本当に「まちおこし」は可能なのか?「まちおこし」に挑戦した多くの自治体が自信を失いかけている。本書は、日本各地の「まちおこし」の成功例を集大成したもので、それらの事例は読者に多くの知見を与えてくれる。それだけではない。生き生きと書かれた「まちおこし」の物語は、一生懸命頑張れば自分達の住む「ふるさと」も魅力ある「まち」に生まれ変わるのではないか、という希望を持たせてくれる。それだけでも十分読む価値がある。


